ご挨拶
近年、住宅数が世帯数を上まわっています。
(2014年住宅総数6,063万戸に対し世帯総数5,557万世帯 総務省 住宅土地統計調査より。)
国は住宅を壊しては作り直すスクラップアンドビルド型から長く大事に使うストック型へ政策を転換しています。
私も以前は住宅ビルダーとして参加していましたが、壊しては作り直す状況に疑問を感じ始めていました。子育てが済んだ世帯が部屋をもてあまし、子育て世帯が狭い借家でがまんしている状況が何とかならないかと考えていました。施設に入った世帯が家を空け、子世帯は地元にいないか別棟を建てて家が空いてしまう状況も何とかならないかと考えました。
近年働く世帯の住居支出の割合は拡大しており、他の消費支出を圧迫しています(消費実態調査、総務省より)。新築を建ててマイホームを得られる方は以前よりも限られてきていると考えます。自分で建てた家に愛着があり、できるだけ住み続けたいというのがあらかたの本音でしょう。できるだけそういった方の支援も行いたいと考えています。
しかし、その愛着ある家をどうしても空けなくてはならなくなる日は来るでしょう。そういった場合はあなたならどうしますか?
私はそういった住のミスマッチを埋めるべくしてこの事業を開始する事を決断いたしました。
そして私が関わる事により、売主様、買主様、関係業者様がWin-Winになっていただければ幸いです。
住みかえ計画 代表 牧野秀昭
住みかえ計画 経営理念
- 健全なる住宅流通を構築する。
- 年収が多くなくとも希望の地域に理想のマイホームを安心して高品質で取得可能にできるようにサービスを提供する。
- 顧客ニーズに応えるべく、常に最新の情報、技術の習得に励む。
経営ビジョン
古い家もしっかり使われ、廃屋の少ない街並み、そこに生活する事に楽しく思える様な街、自分の力で生活でき、老人が安心して暮らせて、子供を安心して育てられる街にする事を目指し、バックアップする。
「住みかえ計画」3つの役割
私がこの事業にて地域に貢献すべき3つの役割を紹介します。
1.リアルター(リアルエステートエージェント)
アメリカではリアルエステートエージェントのことを「専門知識や情報、経験をもとに物件を売買しようとする人に利益提供する人」と定義していて、その地位は高く評価されているそうです。顧客の利益を最優先に考える、私はそういった人物を目指します。
2.アーキテクト
いわゆる建築家です。私のお爺さんは大工でこの湧別町に入植しました。母型のお爺さんは農家でしたが、住宅を建てて貸す事が好きで、母型の身内はほとんど不動産に関わっています。私はその血筋を受けついでいます。特別奇抜なデザインは出来ませんが、私のスタイルは顧客の理想をより現実的な形にする事に長けていると自負しています。
3.インスペクター
アメリカの物件の取引で当たり前になっている住宅診断の専門家です。本来は中立性を重視しますので、リアルターとは切り離された専門化であるそうです。インスペクターが物件を見ることにより、建物の性能が上がるわけではありません。ただ、インスペクターの調査報告は重要です。もし修理が必要であれば、売買の前提として、売主に修理を条件にするなど交渉することもできるそうです。日本の制度は若干違いますが、アメリカの制度に近く日本に合った制度になっています。また、日本では中古住宅にもかし保証保険を付ける制度が設定されています。
日本ではまだ、なじみが薄いですが、アメリカでは確立された専門家だそうです。
中古物件でも安心した取引を実現させる画期的な制度といえるでしょう。