中古住宅+スケルトン・リノベーションの3つのメリット
戸建の自分なりの自由なデザインの住宅が欲しい・・・でも、新築は自分の収入では、ちょっと無理・・・
そんな人は中古住宅を購入してリノベーションを行うというやり方があるのをご存じでしょうか?
最近全国的にはこの手法、浸透してきているようですが、まだまだこちらの地域では理解されていず、進んでいないのが現状です。
中古住宅+リノベーションにどんなメリットがあるのか、あらためてご紹介させていただきます。
耐震性と断熱性の古い住宅はスケルトン・リノベーションがお勧め。
住宅には年代によって基準が変化してきています。その中で大きく変わってきた年台が1980年代です。新耐震基準と省エネ基準が設定されました。この年代以前は耐震性や断熱性が劣っている可能性が高いため、更新の必要性からスケルトン(骨組みを残す)リノベーションを行うことにより、メリットがでてきます。
メリット①中古住宅でも新築並みに監理が行いやすい。
監理とは工事監理の事です。監理が行いやすいということは、品質に均一性を確保できるという事です。
耐震改修には建物全体で計画しなくてはバランスが保てません。
断熱性でいうと、気密性の問題がでてきますので、建物全体で断熱、気密を確保しなくては、計画的な断熱、気密性確保ができにくくなります。
また、このころの住宅は床下の防湿性が良くありません、床下の工事を一新するには床を全てはがす必要があります。
建物を一度リセットする意味でスケルトン化が品質、耐久性を保つ上で必要になってきます。
メリット②新築並みの自由度と品質を再現できる。
スケルトン・リノベーションで難しいのは建っている位置の変更です。これを行うと、基礎ごと動かす家曳き などが必要となりますので大がかりとなります、その他でいえば増築や改築は在来工法であれば割と容易に行えますので間取りの自由度でいうとそんなに制限はないでしょう。
メリット③費用が新築の2~3割は削減できる。
ここは一番のメリットだと思われます。
新築では、基礎や基本構造を一からご自分で負担しなくてはいけません。
中古住宅はその部分を削る事が出来ます、しかもコンクリートや製材費は30~40年前に比べて高騰している(約3倍)ので、主要構造部分を過去の値段で購入したようなものです。
そこで浮いた予算をランクアップのインテリアや住宅設備に回せる事ができ、新築で予算ギリギリであきらめなくてはいけない事に予算を使えることでしょう。
しかも、政府も中古住宅対策に力をいれてきていますので、税制や補助金や融資制度が整ってきているのもメリットとなってきました。
中古住宅+リノベーションは予算が無いから選択するというだけでなく、理想の住宅に近づける方法として選択してもよろしいのではないかと私はお勧めいたします。
理想の住宅、リノベーション住宅やってみませんか?