われわれ不動産を扱う物件検査員もお医者さんと同じような事を行ってるような気がします。
診察→診断→処置
まず、ご相談にこられた方から、不動産の何ににこまっているのか?どうしたいのか?どういった物件がほしいのか?面接を行います。お医者さんも同じように、患者さんが表れたら、患者さんから症状や訴えを聞き出すために質問をします。
次にお医者さんはその訴えから検査方法をチョイスして詳しい検査を行います。
われわれも所有者様から、今まで住んできた家の状態、どこを修繕したか、どこが傷んでいるか、雨漏りは無いか、など面接をして、その情報をもとに簡単な目視で検査を行います。目視の状態で、傷んでいる部分を見て内部に影響が無いか想像します。
そしてお医者さんは身体所見にて五感を用いて患者の異常の有無を調べて診断を下します。
われわれも目視にて傷んでいるところの予測をたててどこを修理したら良いかを決定し、どういった管理の方法をすれば売りやすいか診断を下します。
正しい診断ができれば後は正しい処置の方法が見えてきます。